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[00:16.12] |
手(て)足(あし)二(ふた)つずつ生(は)えている程(てい)度(ど)じゃ |
[00:18.99] |
愛(あい)せる物(もの)も二(に)、三(さん)で それが |
[00:21.72] |
バカみたいに増(ふ)えていくようだと |
[00:24.46] |
捨(す)ててかなきゃ行(い)けないね |
[00:26.96] |
だから沢(たく)山(さん)愛(あい)せるようにと |
[00:29.08] |
意(い)地(じ)汚(きたな)いこの僕(ぼく)は ある日(ひ) |
[00:32.24] |
不(ふ)器(き)用(よう)な自(じ)分(ぶん)を愛(あい)するのは |
[00:35.05] |
止(や)めにすると決(き)めたんだ |
[00:37.42] |
僕(ぼく)は |
[00:42.58] |
僕(ぼく)は |
[00:48.45] |
神(かみ)様(さま)から授(さず)かったこの生命(いのち)を |
[00:51.17] |
母(はは)から受(う)けた生命(いのち)を 僕(ぼく)は |
[00:53.96] |
人(ひと)並(なみ)には使(つか)えましないので |
[00:56.66] |
今(け)朝(さ)のゴミに出(だ)しました |
[00:59.20] |
誰(だれ)にも期(き)待(たい)なんてされずに |
[01:01.91] |
いよいよ開(かい)演(えん)を迫(せま)られて |
[01:04.68] |
ついに幕(まく)をあげた人(じん)生(せい)劇(げき)場(じょう) |
[01:07.55] |
客(きゃく)もいないままに |
[01:09.38] |
かなしみのなみにおぼれる |
[01:14.72] |
かなしみのなみにおぼれる |
[01:30.41] |
どうもこの心(こころ)は重(じゅう)症(しょう)らしいが |
[01:33.07] |
市(し)販(はん)薬(やく)も効(き)かねえし それに |
[01:35.79] |
耻(は)ずかしながらこの生(せい)活(かつ)では |
[01:38.48] |
医(い)者(しゃ)に頼(たよ)る金(かね)も无(な)い |
[01:40.69] |
だからぽっかり開(あ)いた傷(きず)口(ぐち)は |
[01:43.21] |
疾(と)うの昔(むかし)に爛(ただ)れてある日(ひ) |
[01:46.13] |
傷(きず)口(ぐち)から垂(た)れてた虚(むな)しさが |
[01:49.08] |
ゲロ吐(は)くように溢(あふ)れた |
[01:51.76] |
教(きょう)室(しつ)の隅(すみ)で読(どく)書(しょ)をする |
[01:54.54] |
凛(りん)とした長(なが)髪(かみ)のあの子(こ)は |
[01:57.14] |
僕(ぼく)が恋(こい)してると囃(はや)し立(た)てられて |
[02:00.16] |
いじめに遭(あ)いました |
[02:01.96] |
かなしみのなみにおぼれる |
[02:07.33] |
かなしみのなみにおぼれる |
[02:17.60] |
始(し)発(はつ)の小(お)田(だ)急(きゅう)が |
[02:18.73] |
毎(まい)朝(あさ)僕(ぼく)を怒(ど)鳴(な)りつけては |
[02:22.78] |
飛(と)び起(お)きた僕(ぼく)の一(いち)日(にち)を今日(きょう)も |
[02:25.80] |
轢(ひ)き殺(ころ)してく |
[02:28.26] |
生(い)きるために 食(た)べるために |
[02:30.67] |
大(だい)事(じ)な物(もの)を売(う)り過(す)ぎたようで |
[02:33.71] |
いつまで経(た)ってもこの大(おお)きな穴(あな)は |
[02:36.53] |
湛(たた)えられやしない |
[02:38.45] |
かなしみのなみにおぼれる |
[02:43.81] |
かなしみのなみにおぼれる |
[02:49.16] |
かなしみのなみにおぼれる |
[02:54.50] |
かなしみのなみにおぼれる |