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とある日曜の昼下がり 廃墟と化した教会で |
[00:09.10] |
かくれんぼしている間に 神様は消えた |
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生まれながらに身分の低い僕は生きていく為に |
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息の詰まる独裁国家、都督の下(もと)機関銃持った |
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撃って奪って手に入れたものは報酬だけ |
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代わりにこころは磨り減っていく、無くしたものの方が多いじゃあないか |
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撃って見据えて 蹴って壊した 人体実験 |
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罪滅しのつもりだか引き取って面倒をみてたけど |
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じゃんけん負けて 鬼を被(こうむ)った かくれんぼ |
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これじゃ世間的僕の立ち位置が危ないんだよねぇ |
[01:02.00] |
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[01:02.07] |
切れた 切れた 価値観が切れた |
[01:06.78] |
偽られた正義に矛と盾 |
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ひどく澄んだ そのふたつ目で |
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下賎(げせん)な僕を見ておくれ |
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傭兵をやめて独裁国家からの離脱を決した |
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侵略して分捕ったものを返す為走り廻った |
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大鎌持った都督の手駒の亡霊が |
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僕の背後でクツクツと笑い、「そんな事しても無駄だ」と囁いた |
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[02:00.38] |
刷って貼られて 散蒔かれた 指名手配 |
[02:05.03] |
追われぬようにと幼い頃から伸ばした髪も切り落としたけど |
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じゃんけん勝って 鬼を回避した かくれんぼ |
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僕と居れば君達の立ち位置が危ないんだよねぇ |
[02:18.87] |
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[02:18.90] |
逃げた 逃げた 影から逃げた |
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失われた信用に火と油 |
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非道く淀んだ 僕のふたつ目は |
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夜の街を見下ろした |
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時は流れて切った髪ももとの長さ伸びきって |
[02:43.44] |
あの子達はそれぞれ何処かで幸せに暮らしてるかな |
[02:47.61] |
なんて感傷に浸る僕の足にかかる赤センサー |
[02:52.95] |
振り返ったときにはもう遅かった |
[02:55.75] |
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[02:57.45] |
爆ぜた 爆ぜた 何かが爆ぜた |
[03:02.08] |
吹き飛ばされ窓割れ崖っ縁 |
[03:06.78] |
カツリカツリと 響く足音が |
[03:11.61] |
暗闇から僕へと近づいた |
[03:16.30] |
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[03:16.32] |
堕ちた 堕ちた 底まで堕ちた |
[03:21.09] |
感覚薄れてゆく左腕 |
[03:25.94] |
遠い 遠い あの頃が何故か |
[03:30.58] |
走馬灯の如くよみがえった |
[03:35.32] |
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[03:36.16] |
おいでよメアリー、繋いでジェシカ |
[03:38.66] |
あと一人どうして思い出せない |
[03:41.46] |
誰よりも綺麗な瞳(め)で真っ直ぐ前だけ見てた |
[03:46.00] |
もういーよ、いいよ、十分だ、ありがとう |
[03:50.10] |
ああ泥棒(ぼく)の人生はここで終わった |
[03:53.04] |
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[03:54.98] |
見つけたよ、長いかくれんぼだったね |
[04:02.28] |
次は置いてかないでね、手を貸して |
[04:07.00] |
さあ 地に足の着いた神様を 引き上げるんだ |
[04:15.09] |
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[04:17.53] |
地に足の着いた神様を 引き上げるんだ |