[00:22.220] |
何ページもついやして 綴られた僕らの気分 |
[00:29.290] |
どうしてか一行の 空白をうめられない |
[00:35.980] |
|
[00:36.450] |
押し花の栞はさんで 君と転がす使い捨ての自転車 |
[00:44.940] |
忘れかけの煉瓦を 積み上げてはくずした |
[00:52.120] |
|
[00:52.810] |
イコールへとひきずられていく こわいくらいに青い空を |
[01:01.960] |
遊びつかれた僕らは きっと思い出すこともない |
[01:09.220] |
そうやって今は僕の方へ 押しつける陽射しの束 |
[01:16.490] |
まだ二人はすぐそこにいるのに 「どうかまた会えますように」なんて |
[01:31.260] |
どうかしてるみたい |
[01:38.840] |
|
[01:45.700] |
一ページめくるてのひら くちびるで結んだミサンガ |
[02:00.190] |
ねぇ今日も変わらない今日で 雨ふれば電話もできるよ |
[02:14.790] |
そうやって今は君の方へ(いつのまにか切れたミサンガ) |
[02:22.050] |
押しつける僕の優しさを(でもなぜか言えないままだよ) |
[02:28.650] |
本当どうかしてるみたい |
[02:37.210] |
|
[02:44.720] |
どれか一つをえらべば 音をたてて壊れる |
[02:51.960] |
それが愛だなんて おどけて君は笑ってた |
[02:59.000] |
|
[02:59.270] |
間に合ってよかった 街は知らないふりをきめて眠った |
[03:07.810] |
忘れかけの煉瓦を 積み上げた場所にゆこう |
[03:14.900] |
|
[03:15.820] |
海を見渡す坂をかけのぼって こわいくらいに青い空と |
[03:24.870] |
右手にサイダー 左手はずっと君をさがしている |
[03:32.340] |
|
[03:33.940] |
そうやって塞いだ両の手で 抱きしめている春の風 |
[03:41.030] |
まだ時間は僕らのもので「いつか、忘れてしまう今日だね」なんて |
[03:55.600] |
言わないでほしいよ |
[04:02.250] |
|
[04:03.020] |
そうやって“今”は僕の方へ 問いつめることもなくて |
[04:10.120] |
まだ二人はすぐそこにいるだろう 「そうだ、空白を埋める言葉は」 |
[04:24.740] |
いや、まだ言わないでおこう |
[04:32.680] |
|
[04:46.750] |
一ページめくるてのひら くちびるでほどいたミサンガ |
[05:00.890] |
始発電車まばらな幸せ ねぇ、今日も変わらない今日だ |
[05:12.280] |
|
[05:21.960] |
本当どうかしてるみたい |