| [00:02.501] |
智代「朝だ、遅刻するぞ」 |
| [00:07.262] |
朋也「ん、智代か。おいっ何がいうの」 |
| [00:10.827] |
智代「起こしに来てやったんだ」 |
| [00:12.858] |
朋也「朝ぐらい好きに寝かせてくれよ」 |
| [00:15.640] |
智代「あのな、今起きれば、今日は早く寝られる、すると明日も早く起きられる。頑張って起きろ」 |
| [00:24.019] |
朋也「頑張れないから遅刻してるんだよ」 |
| [00:27.200] |
智代「私が生徒会に入るまでは、一緒に過ごしてくれるって言っただろう」 |
| [00:32.152] |
智代「一緒に学校に行ってはくれないのか」 |
| [00:34.519] |
朋也「そこまで言うつもりはないよ。話しぐらいならしてやるって意味だ」 |
| [00:40.526] |
智代「...仕方ない。布団ごと簀巻きにして運ぶか」 |
| [00:44.451] |
朋也「簀巻きって、どんな女だよお前」 |
| [00:48.647] |
朋也「あのうわさ本当に思えてきたぞ」 |
| [00:51.569] |
智代「概ね本当のことだ」 |
| [00:53.474] |
朋也「一晩で一つの学校を廃校に追い込んだってのか」 |
| [00:57.365] |
智代「それは脚色されすぎだ。せいぜい学級閉鎖だ」 |
| [01:02.808] |
智代「おい、引くな。たまたま一度だけそうなっただけだ」 |
| [01:06.169] |
智代「弁解しても今みたいに結果は変わらないからだ」 |
| [01:10.427] |
智代「うわさが無闇に広まないよう、概ね本当だとだけ答えるようにしてるんだ」 |
| [01:16.331] |
朋也「何で、そんな過去があるやつが生徒会に入ろうなんてと思うんだ」 |
| [01:20.526] |
智代「それは...内緒だ」 |
| [01:23.216] |
朋也「もったいぶるだよ」 |
| [01:24.678] |
智代「秘密ぐらいあったほうが、女の子らしいだろう」 |
| [01:27.990] |
智代「ほら、そろそろ支度をしないと本当に遅刻するぞ」 |
| [01:31.784] |
朋也「女の子らしい...ね」 |
| [01:37.878] |
...... |
| [01:45.917] |
朋也「よし、春原も起こしに行くか」 |
| [01:49.368] |
智代「あんなやつ、放っておきたいぞ、私は」 |
| [01:51.674] |
朋也「俺だけがこんな苦しみを味わうなんて、不公平だからな」 |
| [01:55.382] |
智代「苦しみとは、朝起きることか?」 |
| [01:57.630] |
朋也「そうだ」 |
| [01:58.673] |
智代「早起きは三文の得というだろう?健康にもいいし、いいこともあるぞ」 |
| [02:03.943] |
朋也「例えば?」 |
| [02:04.821] |
智代「女の子と一緒に同行するなんて、想像できないぞ」 |
| [02:09.248] |
朋也「...だな。すんぎゃラッキー、この喜びを春原とも分かち合う」 |
| [02:14.095] |
智代「バカにしてるんな」 |
| [02:17.342] |
...... |
| [02:18.533] |
春原「なんで僕はこんな時間に起きなぎゃならないだよ」 |
| [02:24.038] |
朋也「早起きは三文の得らしいぞ」 |
| [02:26.247] |
智代「そうだぞ。健康にもいいし、女の子と一緒に同行できる」 |
| [02:30.580] |
春原「マジっすか?!!」 |
| [02:31.503] |
智代「校内一の美少女だとうわさだ、とても光栄と思え」 |
| [02:34.992] |
春原「美少女はどこに!」 |
| [02:35.968] |
智代「私だ」 |
| [02:37.109] |
春原「お前が何?」 |
| [02:38.302] |
智代「お前は冗談も分からないのか!!」 |
| [02:43.612] |
智代「さっさと着替えろ、目が覚めたらな」 |
| [02:46.599] |
春原「おめめパッチリだよ!」 |
| [02:48.731] |
...... |
| [02:51.613] |
智代「まずいな...」 |
| [02:54.049] |
智代「走れ、私に起こさせておいて、遅刻は許さない」 |
| [02:58.036] |
春原「いやっ、僕、体の節々が痛いですけど」 |
| [03:00.406] |
智代「気のせいだ」 |
| [03:01.499] |
春原「あなたのせいでしょう」 |
| [03:02.441] |
智代「安心しろ、遅れはじめたら鞭をやるぞ」 |
| [03:05.413] |
春原「あなたは鬼すよ!」 |
| [03:06.105] |
智代「朋也は走るのは大丈夫か」 |
| [03:07.683] |
朋也「体力がある方だ」 |
| [03:09.497] |
智代「遅れたら、手を引いてやってもいいぞ」 |
| [03:11.528] |
春原「扱いに物凄い差を感じるのは気のせいでしょう」 |
| [03:13.824] |
智代「気のせいだ」 |
| [03:14.789] |
春原「マジすか?!」 |
| [03:15.428] |
智代「ほら行くぞ」 |
| [03:18.925] |
春原「あいつが僕らといるよりなんて、損ばかりしてる気がするぞ」 |
| [03:22.193] |
春原「こんなになって、マジでけんかになるぜ」 |
| [03:24.942] |
朋也「あれはお前が原因だろう」 |
| [03:26.388] |
春原「こっちがこじれきったんだよ」 |
| [03:27.898] |
智代「何を喋っている?はやく走れ!」 |
| [03:32.346] |
...... |
| [04:00.783] |
春原「智代ちゃん、今日は来ないね。昼も来なっかたし、何かあったのか」 |
| [04:06.972] |
朋也「さぁな」 |
| [04:08.294] |
春原「もしかしてさ、僕たち、解放されたじゃないの」 |
| [04:12.730] |
朋也「解放って?」 |
| [04:14.657] |
春原「智代の呪縛から。あいつがいったこの数日、奴隷のような気分だからなぁぁっ助かった!」 |
| [04:21.225] |
智代「何か助かったんだ」 |
| [04:22.915] |
春原「えひぇー」 |
| [04:24.070] |
智代「何か助かったんだと聞いているんだ 」 |
| [04:26.307] |
春原「へぇ、はあ、今日は遅刻しなくて助かったなハって」 |
| [04:31.039] |
智代「なら、明日も起こしに行ってやろう」 |
| [04:33.306] |
春原「勘弁してください」 |
| [04:34.313] |
智代「何か言ったか」 |
| [04:35.398] |
春原「もう智代ちゃんなしでは生きていけない体ですってね」 |
| [04:38.541] |
智代「気持ち悪いことを言うな。二人とも、これから帰るんだろう」 |
| [04:43.884] |
朋也「ああ」 |
| [04:44.677] |
智代「一緒に帰ろう」 |
| [04:45.573] |
春原「僕は、約束があります」 |
| [04:47.957] |
智代「そうか、仕方ないな」 |
| [04:50.437] |
春原「んっ、また明日」 |
| [04:54.586] |
...... |
| [05:01.575] |
朋也「昼休み、どうしたんだ」 |
| [05:04.052] |
智代「ああ、説明受けていたんだ。生徒会選挙のな」 |
| [05:08.622] |
朋也「そうか。お前、本気なんだな」 |
| [05:11.942] |
智代「冗談だと思っていたのか」 |
| [05:14.660] |
朋也「いや...お前、も自分のことを頑張れよ、俺たちに構てたら落選するぞ」 |
| [05:25.009] |
智代「そんなことで結果は変わったりしない」 |
| [05:28.281] |
朋也「バカかお前か。この間の喧嘩だってそうだ、春原は原因とはいえ、捕まてたら、お前まで処分食らてたんだぞ」 |
| [05:37.318] |
智代「それは...関係ないことだ」 |
| [05:41.818] |
朋也「本当に、生徒会になんて入りたいのか」 |
| [05:48.369] |
智代「ああ、簡単なことでは揺るがない」 |
| [05:53.248] |
朋也「簡単じゃなくしてやろうか」 |
| [05:55.932] |
智代「何だ、どうやってっ」 |
| [05:57.764] |
朋也「こうやって」 |
| [05:59.233] |
智代「朋也?」 |
| [06:01.527] |
朋也「俺はお前と、最後まで学生生活を送りたい」 |
| [06:07.618] |
智代「私もそうしたい」 |
| [06:09.606] |
朋也「俺は、生徒会に入ったお前と楽しくはいられない」 |
| [06:16.733] |
朋也「な、俺と一緒に楽しく過ごそう」 |
| [06:22.875] |
智代「決めたことなんだ」 |
| [06:26.570] |
朋也「俺とこうして過ごすことよりも、大切なことなのか」 |
| [06:30.162] |
智代「どっちが大切だとか、そういう問題じゃない。途中で諦めたりしたくないんだ」 |
| [06:38.313] |
朋也「じゃあ、俺はどうすればいいんだ、お前が落選するの祈っていればいいのか」 |
| [06:48.765] |
智代「そんなに、生徒会に席をおく人間に嫌か」 |
| [06:54.253] |
朋也「昔の自分が同じ台詞を言われたら、どう答える?」 |
| [07:01.144] |
智代「そうだな」 |
| [07:03.284] |
朋也「それに、生徒会に入れば忙しくなる。バカやってる時間なんて、なくなる」 |
| [07:10.304] |
智代「それは、努力する」 |
| [07:13.733] |
朋也「もう、その時には違ってしまうんだ」 |
| [07:17.811] |
智代「何がだ?敵同士になるってことだな」 |
| [07:24.876] |
朋也「俺は、恋人同士がいい」 |
| [07:29.755] |
智代「え」 |
| [07:31.511] |
朋也「そうすりゃ、お前の意志も鈍るんじゃないか」 |
| [07:37.571] |
智代「なら、それはお前がそれを期待してればいい」 |
| [07:42.300] |
朋也「構わないって受け取っていいだな」 |
| [07:46.255] |
智代「ああ」 |