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ついさっきの君(きみ)の著信(ちゃくしん) |
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ほんとたまに鋭(するど)くてまいっちゃう |
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落(お)ち込(こ)んだ聲(こえ)だしてたのかな |
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勵(はげ)まされてしまった |
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素直(すなお)になれない |
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理由(りゆう)はないけれど |
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今更(いまさら)どうあらわせばいいかわからなくて |
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吸(す)い込(こ)む冬(ふゅ)の空気(くうき) |
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冷(つめ)たさに満(み)たされて |
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胸(むね)の奧(おく)の痛(いた)みが鈍(にぶ)くなる |
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見上(みあ)げた低(ひく)い空(そら)も |
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遠(とお)い君(きみ)の町(まち)まで |
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おなじ夜(よる)を光(ひかり)が繋(つな)いでる |
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そう思(おも)えたら |
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なんとかやっていける気(き)がした |
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いつだって真(ま)っ直(す)ぐで居(い)たい |
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言葉(ことば)にするだけなら簡単(かんたん)でも |
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見(み)た目(め)だけ取(と)り繕(つくろ)うことに |
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必死(ひっし)になる自分(じぶん)がいた |
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獨(ひと)りじゃないとは |
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わかっているけれど |
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寄(よ)りかかるためのその背中(せなか)が遠(とお)すぎて |
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吸(す)い込(こ)む冬(ふゆ)の空気(くうき) |
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冷(つめ)たさに満(み)たされて |
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胸(むね)の奧(おく)を別(べつ)の痛(いた)みが刺(さ)す |
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くすんだ闇(やみ)を覆(おお)う |
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雲間(くもま)から零(こぼ)れてく |
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月明(つきあ)かりが眩(まぶ)しく揺(ゆ)らいで |
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泣(な)いたのなんて |
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ずいぶん久(ひさ)しぶりな気(き)がした |
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小(ちい)さく囲(かこ)われてる |
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この町(まち)の夜空(よぞら)は |
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二人(ふたり)で見(み)たものと違(ちが)うけれど |
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見上(みあ)げた低(ひく)い空(そら)を |
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超(こ)えて君(きみ)の町(まち)まで |
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おなじ夜(よる)を光(ひかり)が繋(つな)いでる |
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そう思(おも)えるから |
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今夜(こんや)も乗(の)り越(こ)えていけそうだ |