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夜空の真ん中を決めるのにためらい、 |
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まだ書き始められないでいる。 |
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見ればそれだけ違うところばかり見えて、 |
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ちょうどいい場所が定まらない。 |
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何度目の夜を迎えたんだろう。 |
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星が落ちるなら簡単だが、 |
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動かないままの散った瞬きに思う。 |
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真ん中はなくとも美しいと。 |
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千切れそうな心に、精一杯の点をひとつ。 |
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何かの始まりになるか、目印になるのかもしれない。 |
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世界のどこかで懸命に生きているひとりも、 |
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誰かの始まりになって、目印になるのでしょう。 |
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噂の営みに乗り合いを拒まれ、これ当然と折れる人がいた。 |
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あの夜空も型を変え続けるのです。 |
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運命も一様に移ろいゆく。 |
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千切れそうな心に、精一杯の点をふたつ。 |
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何かの続きにもなるか、意味が生まれるかもしれない。 |
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出来栄えはわからないが、そのとき思い出すだろう。 |
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これはあの日、あれはまた別の日。 |
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違いは隠しておいてもいい。順序は後から悔やめばいい。 |
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だから消してしまうことはない。 |
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だから消してしまうことはない。 |
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千切れそうな心で、精一杯の点をつなげ。 |
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何かの続きにもなるか、意味が生まれるかもしれない。 |
| [03:00.520] |
世界のどこかで懸命に生きているひとりも、 |
| [03:10.400] |
誰かの続きになって、意味を与えられたのでしょう。 |