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「とにかく恋とは罪悪です」活字から拾った教訓に |
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嘲りを投げつける日もあったけれど |
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いまこの結末と 天秤にかければ |
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丁度釣り合っている 罰を受ける道すがら |
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あなたの腕の中で事切れ 冷たく固まる体を |
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置き去りにしたあの時に 心まで凍てついた |
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あたしこれからは あなたにとり憑いて |
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五臓も六腑も凍らせてあげるるる ひゅるる |
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ちゃんとあたしの顔が見えるように あなたの前に浮かんでいるわ |
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だから背後になんて囚われないで ただ 前を向いて |
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月の光を浴びながら からん、と揺らした薄い水割り |
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今日も変わらずしょっぱくして飲むのね |
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隣で眺めど 喚けど 叫べど あなたを透き通る |
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形のないあたしが在ったこと 今はもう御伽噺みたい |
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花束を腕の中に抱きしめ 静かに手向ける足下 |
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返せない踵の行き先を もう決めるべきよ |
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戻れない日を 手放せないまま |
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暗闇でこぼしたミルクをすするるる ひゅるる |
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このまま立ち止まり続けるなら 夢のなかまで追いかけるわ |
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だから背後になんて囚われないで もう 涙を拭いて |
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あたしこれからは あなたにとり憑いて |
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涙もその思い出も全部 凍らせて砕いてあげる |
| [02:40.183] |
あたしこれからは あなたにとり憑いて |
| [02:44.125] |
五臓も六腑も凍らせてあげるるる ひゅるる |
| [02:48.125] |
あたしの恋も あなたの鼓動も 使い切ってしまうくらいなら |
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背後になんて囚われないで ただ前を向いて |
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ただ前を向いて |